信用取引の悪夢
昨日の大きな下落のため、証券会社で信用取引しているをしている人が
追加担保の差し入れを迫られています。
昨日は日経平均株価が10%弱も下落したので、信用取引をしている人は
担保に出している株の時価が下落しているために、証券会社から追加の担保を求められます。
ここで追加担保の差し入れができない場合、強制的かつ機械的に担保に出している株が
売られてしまいます。本人の意思は反映されません。
そんな状況から上昇していた株価指数が、また下がる原因になったりしているようです。
こうやって必要以上に株が売られているのが今の株価の現状なら
今日の株価もやはり間違っているのではないでしょうか?
当然追加投資を考えている人もいると思うのですが、こうも変動が激しいと
明日もまた大きく下落するかもしれないし、もう少し待とうかな?
なんて考えて、買い控えてしまいますよね。
こうなると暫く悪循環が続くかもしれませんが、強制決済による下落もいつか終わります。
感情的に売りに出ている人も、いつか売るものがなくなるはずです。
そして市場が落ち着きを取り戻した時には、買い控えていた人たちが買いに回り
それに続いて買う人も出てくるでしょう。
うちのクライアントのように長期で資産形成を考えている人は、今でも毎月買っているんですよ。
マスコミの話を聞いていると不安になるかもしれませんが、今日から株式投資を始めた人もいますし
気に入った家があれば、家を買う人もいるんですよ。
不動産も株も、決して
0 にはなりません。
いずれ安心して買う人が出てくる頃には、今買っている人達は儲かり始めますからね。
テレビや新聞を見ていると、市場が崩壊し経済機能が麻痺するようなイメージを持ってしまいますが
彼らもテレビ局や新聞社が全部なくなることは想像できないと思います。
仮になくなったとしても、新聞を発行する人がまた現れるでしょう。
そして、また雇用が発生し、経済は再生していきます。
だから長期的な資産形成を目指している人は、冷静に市場を見てくださいね。
短期的な変動を憂うより、短期的な変動に動じないお金の管理が大事なんですよ。
長い目でゆとりを持って、資産形成を成功させましょうね。
ではでは~ 『^¥^』
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