感情によるパワーハラスメント
こんにちは、マネードクターの黒瀬英夫です。
今日は保険の見直しをする時に一番気になる部分に触れたいと思います。
保険の見直しを考えた時に一番困るのが、現在加入している保険会社の対応ではないでしょうか?
親戚だったり、お友達だったりすることも多いので、なかなか思った通り見直しができなかったり
ひどい場合には、返って余分な保険に入らされたりしたり・・・
人間関係を大切にしたいのは私も同じなので、分からないこともないのですが
そもそも私に相談に来る人は
「お金の管理をきちんとしたい!」と言う思いで来られます。
そして家計の収支や将来の生活を考えた上で、お金の管理をきちんと整理し
しっかりと方向性を決めた上でプランを作成して実行に移します。
ところが、その実行の段階で現在取引している保険会社から、決めたはずの方向性にあわない
プランを提案されたり、セールス担当者に気遣うことによって、肝心な自分のお金の管理を
二の次にしてしまう方も中にはいらっしゃいます。
でも、よくよく考えてみると
そもそも悩みの原因を作ったのは取引中の保険会社だったり
セールス担当者が張本人のはずなんですけどね・・・
そもそも保険のセールスの方は訪問してくることが多いため、「わざわざ来てもらって」とか
内容ももややこしいので、本来、商品の説明するのは当たり前の話なんですが
「いろいろと良くしてもらったし」とか、相手に当たり前の手間を取らせたことを負い目に感じている人も
少なくありません。場合によっては、「何度も来てもらって悪いし」なんて理由まで・・・
可笑しいと思いませんか?
これはブティックに入って、店員さんにしつこく「お似合いですよ~」と勧められて
断りきれなくなって買うのと同じ心理ですよね。
でもブラウスは1万円であっても、保険は数百万円の買い物になるのですから
同じような対応では困ります。
少なくとも、車を買う時と同じような感覚で選ぶ必要がありますね。
保険のセールスの方は、知ってか知らずかは分かりませんが、そんな心理を巧みに利用して
ことある毎に訪問したり、連絡を取ってきたりします。
そして解約などが迫ってくると、まるで旧知の友のように人間関係を武器にあなたに迫ります。
(まあ、長い付き合いと言う点では間違いないのですが・・・^^;)
あなたとお付き合いを続けたい!と言うことを、手を変え品を変えて迫ってくるのです。
でもこれを言葉に直訳すると
あなたのお金の管理を犠牲にして、私と末長くお付き合いしてください!
と言われているようなものですよね。
人間関係をたてにお金の管理を犠牲にしてくれませんか?と迫られているに過ぎません。
これは大人版のソフトな
『かつあげ』のようなもんです。
私にはこれが
『感情によるパワーハラスメント』 に思えてなりません。
保険の見直しをお考えのみなさん、感情パワハラに負けないでくださいね。
あなたの将来がかかっているのですからね。
ではでは~ 『^¥^』
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