家を買うのか? 借りるのか?
こんにちは、マネードクターの黒瀬英夫です。
先週の話の続きになります。
先週は「家賃を払っても何も残りませんが、住宅ローンを払えば最後に家が残ります。」の続きとして、
「家賃を払えなくなったら住むところが無くなるだけですが、住宅ローンが払えなくなったら住む所が無くなる上に借金まで残ります。」
と言う記事を書きました。
今日は頭金をどうするのかについて考えてみましょう。
最近家を買う人や買った人に良くお伝えするアドバイスが以下の二つです。
・頭金を入れないこと。
・繰り上げ返済をしないこと。
もちろんある程度お金を運用して増やすのが前提になっているので、預金しかしていない人には全く効果のないアドバイスですので、ご注意ください!
要はせっかく低い金利でお金を貸してくれているのに、慌てて返す必要はありません。効果的に増やせるのなら、そちらの方がお得です。
これと同様に考えて行くと
「頭金を使わずに家賃を払っていれば頭金が増えて残っていますが、頭金を入れて住宅ローンを払うと古い家だけが残ります。」
仮に頭金が500万円だとして、金利2%で35年経つと約1000万円になります。3%なら約1400万円、4%なら約2000万円です。
こうして考えると、「家を買うのか?借りるのか?」は、あなたのお金の管理力を考慮した上で、投資判断として考えるべきです。
昔と違って、家と言うのは買ったらどんどん値が下がります。値が下がるものに対して高額な借金をして投資するのが、住宅ローンを組んでのマイホーム購入です。
そして、リターンは家賃が不要になること。これもなかなか大きなリターンですが、固定資産税や修繕費、資産消失リスクがあることもお忘れなく。
私の判断としては、賃貸です。買うとしても頭金は入れません。お金はもっと効率的に増えると考えていますからね。
これも私の投資判断です。 ご参考まで!!
ではでは~ 『^¥^』
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