マネードクターの無知ほど怖いものはない

香港でプルデンシャル・アセット・マネジメントを訪問しました。
素晴らしいオフィスですが、ここからの眺めはもっと素晴らしかったのでご覧ください。



でもやっぱりガスが凄い・・・＾＾；
深センから工場の煙が流れて来るそうで、一年中ガスが出ているそうです。

オフィスでは「日本を除くアジア」運用チームの担当者と直接話ができました。
なかなか有意義な話も聞けたので興味のある方はどうぞ！

まずはこの半年間ほどは、アジアでも非常に大きな変動が起きました。
「アジア市場は健全だが、まだまだアメリカ経済に依存している部分が多いので
今後もアメリカからの悪いニュースに市場は振り回されるだろう。」とのことでした。

でも、地域間の格差が広がり、中国、オーストラリア、インドなどは割高感があるが
台湾、韓国、タイには割高感はないと見ているそうです。
今後は地域間の格差に注目することと、悪いニュースによるオーバーリアクション（行き過ぎ）を利用して
成果を挙げていくことを考えているようです。

短期的には企業業績の下方修正リスクを市場が価格に織り込んでいないことや
業績予想が楽観的過ぎることに警戒しているとのことでした。（長期的にはポジティブだが）

最後にアジアの企業は極めて健全！
通貨危機以降のアジア企業は負債の削減に努め、とても健全な状態にあること。
在庫及び財務の管理が上手になってきたこと等を評価していました。
各国政府の中央銀行の政策も上手くなっており、外貨準備も大きくなり、貿易収支も健全！
まだまだ米国からのネガティブな情報に振り回されつつも、成長への期待は大きいようです。

でも米国向けの輸出依存度が高い国には厳しい見方を持っているようです。
米国経済への見通しは、相当ネガティブなように感じました。
アジアでも国内・設備投資重視の国が注目のようですよ。

それがどこなのかって？

どこなんでしょうねぇ～
ではでは～　『＾￥＾』　また明日！