2009年03月06日
非合理な選択
おはようございます、マネードクターの黒瀬英夫です。
今日はちょっとしたエクササイズをしたいと思います。
あなたなら、次のAとBのクジ引きのどちらを選びますか?
A 賞金は7,000円、当たる確率が80%のくじ引き
B 賞金は70,000円、当たる確率が10%のクジ引き
さあ、あなたはどちらを選びましたか? または、どちらを選びたいと思いましたか?
この場合、統計では殆どの方(67%)がAを選ぶと出ているようですよ。
それでは次に、あなたがクジ引き屋さんになってもらいます。
あなたはAのくじ引きと、Bのくじ引きのどちらに高い値段をつけますか?



今日はちょっとしたエクササイズをしたいと思います。
あなたなら、次のAとBのクジ引きのどちらを選びますか?
A 賞金は7,000円、当たる確率が80%のくじ引き
B 賞金は70,000円、当たる確率が10%のクジ引き
さあ、あなたはどちらを選びましたか? または、どちらを選びたいと思いましたか?
この場合、統計では殆どの方(67%)がAを選ぶと出ているようですよ。
それでは次に、あなたがクジ引き屋さんになってもらいます。
あなたはAのくじ引きと、Bのくじ引きのどちらに高い値段をつけますか?



この場合、71%の方がBの方に高い値段を付けたようです。
あなたは、いかがでしたか?
まず最初の質問でAを選んだ方は、『自分が7万円をもらえる10%には入れないと思うが
7千円を貰えない20%には入らないだろう。』と考えたと思います。
でも次の質問では、あなたはクジ引き屋さんとして利益を考えないといけません。
きちんと計算してみると、次のようになります。
10人の方がクジ引きを引いた時に
Aのくじ引きの場合は、クジ引き屋さんは56,000円を払うことになりますが
Bのくじ引きの場合は、70,000円を払わないといけません。
クジ引き屋さんを経営する側としては、Bのくじ引きを高くしないと儲かりませんからね!
こうやって冷静に考えると、Aのくじ引きよりBのくじ引きを引いた方が得だと分かりますよね。
1回限定なら私もAのくじ引きを引くかも知れませんが、何度も引けるくじ引きなら
Bの方が明らかにお得ですからね。
同じように考えると、競馬と宝くじはどちらがお得だと思いますか?
私は競馬の方がお得だと思いますよ~
一度調べてみてくださいね。
でも、どちらも得をすることは難しいと思いますので、お奨めしませんけどね!
ではでは~ 『^¥^』

この記事は、「経済は感情で動く」と言う本のパート1日常の中の非合理を参考に書いています。
あなたは、いかがでしたか?
まず最初の質問でAを選んだ方は、『自分が7万円をもらえる10%には入れないと思うが
7千円を貰えない20%には入らないだろう。』と考えたと思います。
でも次の質問では、あなたはクジ引き屋さんとして利益を考えないといけません。
きちんと計算してみると、次のようになります。
10人の方がクジ引きを引いた時に
Aのくじ引きの場合は、クジ引き屋さんは56,000円を払うことになりますが
Bのくじ引きの場合は、70,000円を払わないといけません。
クジ引き屋さんを経営する側としては、Bのくじ引きを高くしないと儲かりませんからね!
こうやって冷静に考えると、Aのくじ引きよりBのくじ引きを引いた方が得だと分かりますよね。
1回限定なら私もAのくじ引きを引くかも知れませんが、何度も引けるくじ引きなら
Bの方が明らかにお得ですからね。
同じように考えると、競馬と宝くじはどちらがお得だと思いますか?
私は競馬の方がお得だと思いますよ~
一度調べてみてくださいね。
でも、どちらも得をすることは難しいと思いますので、お奨めしませんけどね!
ではでは~ 『^¥^』

この記事は、「経済は感情で動く」と言う本のパート1日常の中の非合理を参考に書いています。
Posted by kurohey at 12:57│Comments(0)
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